当衝撃振動試験法は橋脚や建築構造物の健全度を診断する方法です。既に国土交通省NETISに登録済み、土木学会等の判定基準もある。
大型橋脚の場合は約20Kg程度の重錘をぶつけ、ラーメン構造物等ではプラスチックハンマー等で他泰斗測定します。スペクトルの受震は複数の小型マイクで行い、パソコンで数理処理を行い結果を出します。この結果をデータベースで比較し、健全性を判断する定量的な非破壊検査法です。パソコンとマイクだけの軽量、手軽な装置で、高精度で定量的に構造物の健全度を測定可能です。
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基本情報
【特徴】 ○橋脚本体の健全性診断 ○目に見えない基礎部分の洗掘等の有無判断 ○建築構造物の柱構造健全性判断 ○看板等の倒壊可能性の判断 が可能です。 NSIS(ラーメン構造用)/NSIRB(単柱橋脚用)構造物の衝撃振動測定装置の詳細はカタログダウンロード、もしくはお問い合わせください。
価格情報
RC及び鋼構造の土木・建築構造物の種類、及び単純橋脚かラーメン構造か等により測定準備作業日違いがでます。交通の遮断等は必要ないが、建築構造物では壁面の状況により価格が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。なお、測定時間は10〜20分です。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
※測定場所、測定数量等により納期が変動します。基本的には測定時間は数分ですが、場所により、特に建築構造物等の場合は内装の状況により時間が変動しますので、お気軽にお問い合わせください。
用途/実績例
【用途例】 道路橋脚、鉄道橋脚、建築構造物に衝撃を与え応答波形を観測し、振動波形から構造物の固有振動数を測定します。道路橋脚や鉄道橋脚の場合、交通状況に関係せず測定可能で、新幹線の場合はほぼ全橋脚の測定が終了しています。道路橋の場合は、交通による震動をキャンセルアウトするプログラムが開発され、これから多数の測定が実施されます。橋脚のみならず、桁の健全度、基礎洗掘の有無、ポール等の健全性の測定も可能です。 NSIS/NSIRB 衝撃振動測定装置の詳細はカタログダウンロード、もしくはお問い合わせください。
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当社は、早稲田大学の学内及び学外共同研究機関で研究された、優れた先端技術を活用し、社会基盤施設の維持管理に必要な新しい手法の提言と、成果を社会に還元することを目的とするベンチャー企業として設立されました。特に構造物に衝撃を与えその応答を測定し、構造物の固有振動数を得て、その数値の高低から構造物の健全性を判断するNSIRB及びNSIS試験法は画期的な非破壊試験工法です。この方法は土木、建築、電柱及び看板ポール等広く応用できるものです。