自動化オープンケーソン工法(SOCS)
本工法は、従来のオープンケーソン工法の施工上の問題点を先端技術を駆使して克服し、種々の地盤条件に対して確実で高精度なケーソンの沈設が可能で、周辺環境にやさしく、しかも自動化技術により大幅な省力化、工期短縮を可能とした新しいオープンケーソン工法です。 本工法の特長は、ケーソン刃口部への自動水中掘削機の導入により、従来では困難であったケーソン刃口直下の地盤掘削が確実に行えることです。本掘削機は、硬質地盤にも対応でき、1.0MPaの水圧に耐えうるので、深度100mまでの施工が可能です。刃口部掘削と揚土作業が独立して行えるので大口径立坑にも適用可能です。 自動掘削・揚土システム、自動沈下管理システム、プレキャスト躯体システムの3つのシステムから構成され、軟弱地盤から中硬岩までの広い範囲の地盤に適用できます。これらのシステムは、 3つを組み合わせて用いるほか、現場条件に応じて各々のシステム単独あるいは2つを組み合わせても用いることができます。
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基本情報
本工法は、従来のオープンケーソン工法の施工上の問題点を先端技術を駆使して克服し、種々の地盤条件に対して確実で高精度なケーソンの沈設が可能で、周辺環境にやさしく、しかも自動化技術により大幅な省力化、工期短縮を可能とした新しいオープンケーソン工法です。 本工法の特長は、ケーソン刃口部への自動水中掘削機の導入により、従来では困難であったケーソン刃口直下の地盤掘削が確実に行えることです。本掘削機は、硬質地盤にも対応でき、1.0MPaの水圧に耐えうるので、深度100mまでの施工が可能です。刃口部掘削と揚土作業が独立して行えるので大口径立坑にも適用可能です。 自動掘削・揚土システム、自動沈下管理システム、プレキャスト躯体システムの3つのシステムから構成され、軟弱地盤から中硬岩までの広い範囲の地盤に適用できます。これらのシステムは、 3つを組み合わせて用いるほか、現場条件に応じて各々のシステム単独あるいは2つを組み合わせても用いることができます。
価格情報
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納期
用途/実績例
【用途】 橋梁基礎 立坑 雨水貯留施設
企業情報
PCウェル工法研究会は、建設省土木研究所(当時)開発による拡底掘削機と円筒状のプレキャスト コンクリートブロックを懸吊支持して沈設するケーソン工法【PCウェル工法】をベースに、当研究会で開発した工法の普及・技術の向上を行うとともに、工法の健全な発展を図ることを目的として、昭和 59年6月に発足しました。 以来、多数の企業が参加して研究会活動を進めてまいりましたが、「PCウェル工法」につきましては現在までに2,500基を超える施工実績を有するに至り、また、平成2年度より建設 省総合技術開発プロジェクトへの取り組みの1つとして開発が進められました「自動化オープンケーソン工法【SOCS】」につきましても、現在までに9件のプロジェクトでご採用頂いている状況です。 当研究会は、この新しい施工法の普及と発展および施工技術の改良などを目的に発足し、広報部会と積算・施工・設計の各研究部会を常設してより一段と地道な研究開発にとりくみ、国土開発にいささかなりとも貢献したいと考えています。