音響特性を利用した「超音波加工技術」を開発

超音波システム研究所は、
音圧測定解析装置(超音波テスター)と
メガヘルツの超音波発振制御プローブにより
物(工具・対象物・・・)の
音響特性(振動の応答特性・非線形現象)を利用する、
「超音波発振制御(加工)技術」を開発しました。
今回開発した技術により
「超音波の発振・出力制御」による
対象物への振動現象をコントロール可能にした、
超音波のダイナミック制御(洗浄・加工・撹拌・・)が、
発振制御プローブにより
超音波振動の非線形効果として利用可能になりました。
これは、加工・洗浄・表面改質・化学反応の促進・・・に対して
目的に合わせた
効果的な超音波利用技術です。
刃物(ドリル、リーマー、カッター、ナイフ・・)の音響特性や
加工油・治工具・対象物のサイズ・材質・・に対する相互作用もあり
解析は、複雑ですが
音圧の測定解析に基づいた各種の適用が可能になります


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