農業用ドローンで水稲省力化プロジェクト:FLIGHT-AG×リゾケアの実験進捗報告3

農業用ドローン「FLIGHT-AG」を使った水稲直播実験の続編として、収穫後の結果報告をお届けします。
まず、無事に収穫を迎えることができました!
稲の生育は順調で、倒伏もなく収穫まで持ちこたえてくれました。
しかしながら、収穫量は他の区画と比べると若干落ちました。農家さんからは「減収は予想していたけれど、手間を考えれば問題ない」とのお言葉をいただきました。特に、育苗や田植えにかかる作業時間の大幅な削減が評価されており、全体としては満足していただけたようです。
育苗や田植えにかかる時間は全体の作業時間の1/4といわれており、ドローン散播にすることで大きな時間とコストの削減が期待されます。
また、刈り取った後の株の状態を確認したところ、ムラはほとんど見られず、均等に育っていたことがわかりました。当社機体の散布性能が十分であることが示されました。
今回の実験をまとめると、直播は鳥害、倒伏、減収といったリスクは確かに存在します。しかし、ドローンを用いることで作業時間を大幅に削減できるという大きなメリットがあります。
今後も、効率的で持続可能な農業の実現に向けて取り組んでいきます。


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