2台のファンクションジェネレータを利用した、ナノレベルの超音波攪拌技術

--超音波の非線形現象を制御する技術による
ナノレベルの攪拌・乳化・分散・粉砕技術--
超音波システム研究所は、
「超音波の非線形現象(音響流)を制御する技術」を利用した
効果的な攪拌(乳化・分散・粉砕)技術を開発しました。
この技術は
2台のファンクションジェネレータによる
2種類の超音波発振制御プローブによるスイープ発振により
表面弾性波の伝搬現象を利用して
ガラス容器内の、超音波攪拌を実現します
超音波伝搬状態に関して、音圧データの解析結果を利用(評価)して
発振条件と超音波(キャビテーション・音響流)を最適化します。
標準設定
1)6MHz~20MHzのスイープ発振制御1
2)300kHz~13MHzのスイープ発振制御2
3)低周波振動装置
による、超音波のダイナミック制御
(ダイナミック変動型の超音波伝搬制御を実現)
超音波の伝搬特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化)
2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答特性の解析)
4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)


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