鋼構造物の長寿命化を短工期で実現!防爆エリアや狭隘部の施工にも適した新工法【※NETIS登録済み・施工デモ可能】
<工法の強み> 1.超短工期でコストを削減 一度に最大40層の炭素繊維シート積層補強が可能なため、鋼構造物の補強を標準3日ないし4日で実施可能。 (当社従来のCFシート接着工法と比較して工期を70~80%短縮でき、コストも20~30%削減) 2.鋼構造物の形状にフレキシブルに対応 平面だけでなく、鋼管や曲面、入隅・出隅などにも施工可能。H鋼の形状に合わせた補剛材の製作もできます。 3.従来難しかった場所での施工も可能 火気不要なため、防爆エリアでも施工できます。重機不要で、高所や狭隘部での施工にも適しています。人の往来の多い場所でも仮囲いを最小限にできます。 さらに、養生中は未硬化樹脂をフィルムでカバーしているため、降雨や結露などの天候変化にも影響されません。 4.母材への影響も低減 母材への穴開けや溶接による影響はありません。また、施工後の再腐食の進行も抑えることができ、鋼構造物の長寿命化に貢献できます。 ※NETIS登録済。登録番号:KK-250038 詳しくは<カタログをダウンロード>より資料をご覧ください。<お問い合わせ>より施工デモもお申し込みいただけます。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
『現場VaRTM工法』は、真空技術により積層した炭素繊維シートに樹脂を含浸させることで 腐食減肉した鋼構造物の形状に合わせた補修補強が可能な、東レ独自の接着工法です。 東レが得意とする炭素繊維の成型技術のうち、 航空機の構造部材などの製造に用いられている「VaRTM成形」を、土木現場に応用したものです。 鋼構造物表面に炭素繊維シートや樹脂吸引用チューブなどを配置し、 フィルムで覆ってポータブル真空ポンプで真空状態を形成した後に、 大気圧とポンプの吸引力を使って樹脂を注入・含浸・硬化させて、CFRP補強材を成形・接着(一体化)するものです。 【こんな方におすすめ】 ■建設業界(維持管理、鋼材の補修補強) ■鋼構造物の補修補強に課題を持っている方
価格帯
納期
用途/実績例
【受賞実績等】 本工法は、「第6回インフラメンテナンス大賞 経済産業大臣賞」を受賞しています。 これは、東京電力パワーグリッド株式会社、株式会社安田製作所と共同開発した 「送電用鋼管鉄塔の部材腐食に伴う現場VaRTM工法によるCFRP補修技術」が評価されたものです。 送電用鉄塔の鋼管部材における内部腐食による穴あきや減肉箇所に対し、CFRPを用いて補強を行う本技術によって、 取替工事に伴う特殊治具や特殊工法が不要となって施工期間短縮および工事費用削減ができ、 さらに鉄骨建物など他のインフラにも応用可能なことで 社会への波及が期待されることが認められました。 ※当工法は他にも、「先端材料技術協会・製品・技術賞」や「送電線建設技術研究会・技術賞」の受賞実績もあります。 また、洋上石油ガス掘削貯蔵船(FPSO/FSO)向けの補修技術として、アメリカ船級協会(ABS)形式承認を取得しています。
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
東レ株式会社は1926年、レーヨン糸の生産会社としてスタートしました。 以来、総合素材メーカーとして、創業時の繊維に加え、 樹脂、ケミカル、フィルム、さらには炭素繊維複合材料、 電子情報材料、医薬・医療、水処理・環境といった様々な分野において 多くの先端材料、高付加価値製品を創出しています。

