無散水融雪『地下水熱利用ヒートポンプシステム』
再生可能エネルギーである「地下水熱」を利用。水温や水質により直接通水ができない地下水でも、熱エネルギーを有効利用します。
地下水熱利用ヒートポンプシステムとは、汲み上げた地下水の持つ熱エネルギーを ヒートポンプの熱源に利用して融雪と凍結防止を行うシステムです。 舗装体の中に放熱管を埋設し、この放熱管にヒートポンプで加温した循環液を送って、 熱エネルギーを路面に伝えることで、路面の融雪・凍結防止を行います。 水温や水量等により、地下水還元システムの採用が難しい場合に採用します。 地下水温度は年間通じてほぼ一定で、地中熱利用よりも更に安定した採熱が期待できます。 【適応性】 ■再生可能エネルギーである地下水熱を有効利用する方式で、熱利用後の地下水は 注入井から地下に還元するため、地下水の枯渇や地下水位の異常低下に伴う 地盤沈下等は発生しません。 【適応水源の拡大】 ■低水温や水質不良等、地下水の直接利用が困難な水源でも有効に活用できます。 【コンパクト】 ■ヒートポンプはユニット化されており、省スペースでの施工が可能です。