塗膜付着力試験機 アドヒージョンテスター (付着性プルオフ法)
塗膜に接着させた試験円筒を油圧にて引っ張り、素地と塗膜の間の付着力測定が機械的に安定して行えます。
塗膜付着力試験機 アドヒージョンテスターは、塗膜と素地の付着力(密着性)を測定するための試験機です。JIS規格には「クロスカット試験は付着性の測定手段とみなしてはならない」とあります。クロスカット試験はカッターで塗膜に素地まで貫通する切込みをいれてテープを貼り、テープを剥がすことにより素地からのはく離に対して塗膜の耐性を評価する試験であり、試験結果は試験作業者の目視による合否試験でした。アドヒージョンテスターは塗膜に接着させた試験円筒を引っ張り、塗膜と素地間との付着破壊に必要な張力を数値で測定することができる為、素地と塗膜の間の付着力測定が行えます。また、この試験を日々行うことにより付着力の数値変化から不良への傾向が確認できます。様々な大きさのドリーにも対応。張力増加速度や試験時間の設定もタッチパネルで操作可能です。充電式バッテリーが搭載されており塗装現場に持ち運んで試験が行えます。
- 企業:オールグッド株式会社
- 価格:10万円 ~ 50万円