自動化オープンケーソン工法(SOCS)
自動化オープンケーソン工法(SOCS)
本工法は、従来のオープンケーソン工法の施工上の問題点を先端技術を駆使して克服し、種々の地盤条件に対して確実で高精度なケーソンの沈設が可能で、周辺環境にやさしく、しかも自動化技術により大幅な省力化、工期短縮を可能とした新しいオープンケーソン工法です。 本工法の特長は、ケーソン刃口部への自動水中掘削機の導入により、従来では困難であったケーソン刃口直下の地盤掘削が確実に行えることです。本掘削機は、硬質地盤にも対応でき、1.0MPaの水圧に耐えうるので、深度100mまでの施工が可能です。刃口部掘削と揚土作業が独立して行えるので大口径立坑にも適用可能です。 自動掘削・揚土システム、自動沈下管理システム、プレキャスト躯体システムの3つのシステムから構成され、軟弱地盤から中硬岩までの広い範囲の地盤に適用できます。これらのシステムは、 3つを組み合わせて用いるほか、現場条件に応じて各々のシステム単独あるいは2つを組み合わせても用いることができます。
- 企業:PCウェル工法研究会
- 価格:応相談