メインフレームについての考察、アンチメインフレームの立場から
矢野経済研究所のメインフレームに関するレポートです。
本レポートは日本IBMや日本IQPなどでコンピュータソフトの開発を手掛けてきた早川鐵郎氏による。 本レポートの執筆者は、前述の通り長年コンピュータソフトの開発を手掛けてきたが、「ふとしたきっかけ」で中規模ITシステムの開発現場でシステム構築に携わることになった。この現場で今現在行われていることは「レガマイ(レガシー・マイグレーション)」とも呼ばれる、メインフレームやオフコン(オフィス・コンピュータ)からの移行作業である。具体的には50年前に構築されたコンピュータ・システムのWindowsサーバーでの再構築である。「メインフレーム」と呼ばれるコンピュータ・システムは、現在でも手付かずのまま未だ健在で、そもそも、この事実自体が世の中では明確には認識されていない。コンピュータ技術者の高齢化に伴い、この古いシステムをどのようにするべきかという重大な問題が存在するのだが、この事実について触れられることは稀である。本レポートでは、これらのシステムの実態と問題点、移行に関する率直な疑問点および解決に向けた私案を提示する。 発刊日:2018/07/06 体裁:A4 / 32頁 定価:35,000円(税別)
- 企業:株式会社矢野経済研究所
- 価格:応相談