2023 ギフト市場白書
矢野経済研究所のギフト市場に関するマーケットレポートです。
コロナ禍では直接会う代わりに気持ちを贈るギフトの存在感が高まりました。母の日や父の日、誕生日といったより関係性が強いと想定される間柄におけるギフト市場が伸長し特需と呼べるような事象が発生しました。逆にブライダルギフトや仏事ギフト、イベント関連ギフトなど人が集まることによって発生するギフト市場は大きくマイナスとなりました。アフターコロナとなった2023年は特需が定着したギフトオケージョン、コロナ前の水準に戻りつつあるギフトオケージョンなど、その様相は様々です。 また、個人間で贈り合うギフト以外でも、福利厚生や永年勤続表彰等といった従業員向け用途、ノベルティやキャンペーンなどのSP用途等で企業が贈る「法人ギフト」も、コロナ前とは異なる盛り上がりを見せています。長寿祝いや出産祝い、子育て支援関連ギフトなど、自治体による住民向けギフトも活況と言え、そうした中においては、コロナ禍をきっかけに注目が高まった非接触型ギフトである「ソーシャルギフト」や「ポイントギフト」の利用が拡大しています。 発刊日:2023/12/29 体裁:A4 / 522頁 価格(税込):198,000円(本体価格:180,000円)
- 企業:株式会社矢野経済研究所
- 価格:応相談