【労働災害事例】アセトニトリルを用いて結晶を洗浄する作業中の中毒
アセトニトリルを用いて遠心分離機内の結晶を洗浄する作業中、中毒に罹ってしまった事例
反応釜で生成した結晶を遠心分離機に移し結晶をろ過後、アセトニトリルを かけながら洗浄しましたが、洗浄が不十分だったため、遠心分離機内に手を 入れて行う、練り洗いの方法に切り替えました。 作業に邪魔な遠心分離器の局所排気装置のダクトを取り外し、作業を行った ところ、アセトニトリルの蒸気を吸引し、ばく露。 翌日、結晶の練り洗い作業に従事した作業員4名が、脱力感があるとの 異常を訴え、病院に赴き診察を受けたところ、アセトニトリル中毒と 診断されました。 【提案】 ■作業者が個人用PID式モニターを装着して作業する ■ばく露状況を確認することができ、化学物質のリスクアセスメントに お役立てできる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:理研計器株式会社 本社
- 価格:応相談