音圧測定解析に基づいた、超音波のダイナミック制御技術を開発
金属表面の応力緩和を実現する、超音波のダイナミック制御
超音波システム研究所は、 2台のファンクションジェネレータを利用することで 全く新しい超音波のダイナミック制御技術を開発しました。 2種類の異なる波形による(スイープ)発振により、 超音波の非線形現象(注)をコントロールする技術を実現しました。 注: オリジナル発振制御により発生する(10次以上の)高調波の発生を 低周波の振動現象と共振することで 高い振幅の高調波の発生を実現させた 超音波振動の非線形(共振)現象 各種部材の超音波伝搬特性を目的に合わせて最適化することで 効率の高い超音波発振制御が可能になります。 超音波テスターの音圧データの測定解析により 表面弾性波のダイナミックな変化を、 利用目的に合わせて、コントロールするシステム技術です。 実用的には、 複数(2種類)の超音波プローブによる 複数(2種類)の発振(スイープ発振、パルス発振)が 複雑な振動現象(オリジナル非線形共振現象)を発生させることで 高い音圧で高い周波数の伝搬状態、あるいは、 目的の固有振動数に合わせた 低い周波数の高い音圧レベルの伝搬状態を実現します。
- 企業:超音波システム研究所
- 価格:10万円 ~ 50万円