カスケードミニリング(CMR)
充填物表面を伝う液滴降下の概念について掲載しております!
充填物の表面を流下した液は、液滴となり次の充填物に移り、合流し そして再び液滴となって合流していきます。 この液滴が上昇蒸気と接触し、物質移動が行われます。 不規則充填物の気液接触の基本原理は、衝突型の表面更新であり、 見た目の充填物サイズでは、性能の優劣は決まりません。 それは、充填物の形状が様々である事から、比表面積以上に、 【個々の充填物が形成する充填環境】が性能を左右し、 充填物の潜在能力を引き出します。 つまり充填層には、実際には接触効率と言うものがあり、 気液接触の有効度に差がある為、それが、性能の優劣に繋がっています。 CMRは平らな充填物の為、ロスなく液滴の合流・分断による表面更新ができますので、 気液接触が高い充填物と言え、ポールリング等、対象の充填物サイズに対しての 代替提案の際には、同等サイズではなく大きなサイズでの提案が可能となり、 処理量・圧力損失の面で非常に優位性が高くなります。
- 企業:マツイマシン株式会社 大阪本社
- 価格:応相談