強酸性土壌対策工 アルプラス工法
貝殻のリサイクル資材を用い酸性雨・強酸性土壌から植物を守る
臨海施設や養殖産業などで発生する貝殻を原料としたシェルレミディ(貝殻粉砕物)を用いて強酸性土壌(pH4.0以下)に植生を回復させる資源循環 型緑化工法です。地山からの湧水の有無に応じて矯正材混合タイプと矯正層造成タイプの2タイプから選択します。 地山からの湧水がない場合はシェルレミディを生育基盤に混合して吹き付ける「矯正材混合タイプ」を適用し、地山からの湧水がある場合はシェルレミディを用いた酸性矯正層を造成し、その上に生育基盤を吹き付けて緑化する「矯正層造成タイプ」を適用します。 pH 4.0以下の強酸性土壌を緑化する場合,酸性土壌対策工を施さないと,植物が水素イオンによって直接受ける影響と,土壌成分や土壌微生物の動態の変化による間接的な悪影響が生じます。したがって,強酸性土壌が出現した場合には,通常の緑化工事による対応では植生を維持・回復させることは困難であり,強酸性土壌対策工としてアルプラス工法の適用を検討する必要があります。
- 企業:東興ジオテック株式会社 斜面安定・環境緑化
- 価格:応相談