「表層軟化棒鋼」
全断面高強度(ズブ焼入れ)の表面のみを軟化し、高強度鋼材でありながら耐遅れ破壊特性(耐水素脆性)を大幅改善させた鋼材です。
高強度鋼材(引張強さ目安:1200~2200MPa)に対して、遅れ破壊の起点となる表層部のみを遅れ破壊リスクが低くなる1200MPa以下に軟化させた鋼棒です。(特許取得済) 本技術の適用により、高強度鋼材、高応力部品の耐遅れ破壊特性(耐水素脆性)を大幅に改善でき、また表層の軟化により加工性が向上し、機械加工が容易になります。 高応力ばね用鋼線、高強度異形PC鋼棒 等で 量産適用されています。
- 企業:ネツレン 高周波熱錬株式会社
- 価格:応相談