触媒(表面) - メーカー・企業と製品の一覧

触媒の製品一覧

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東北大学技術:排ガス浄化触媒: T18-369

貴金属を含有せず、優れた排ガス浄化性能を示す

 従来、エンジンなどから排出される排ガスを大気中に放出する前に、排ガス中に含まれる有害ガスを浄化する触媒が用いられている。排ガス浄化触媒としては貴金属が広く用いられているが、貴金属は高価であるため、代替の金属触媒の開発が求められている。また、貴金属と非貴金属とを含有する多孔性金属を利用することが検討されている。しかし、非貴金属の多孔性金属は排ガス中の浄化性能が不十分であるという課題がある。  本発明によって、貴金属を含有しなくとも優れた排ガス浄化性能を示すことができる排ガス浄化触媒を提供することが可能になった。本発明の排ガス浄化触媒は、表面に複数の開気孔を有する多孔質金属粒子と、多孔質金属粒子よりも粒径の小さな微細金属粒子とを有していることを特徴とする。また、本発明は表面に複数の開気孔を有する多孔質金属粒子に、粒径の小さな微細金属粒子が担持されているため、表面積が大きくなる。 その結果、排ガスとの接触面積も大きくなり、反応性が高くなることが確認された。つまり本発明の排ガス浄化触媒は、貴金属を含有しなくとも優れた浄化性能で排ガス中の炭化水素等を浄化することができる。

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ルチル型二酸化チタン光触媒:T07-233、T09-030

低コストかつ簡便に、光触媒性能と親水性に優れた二酸化チタン薄膜を作製可能

■東北大学技術のご紹介 実用の二酸化チタン光触媒は粉末を原材料とすることが多く、基板への固定化や密着性が産業利用上の課題であった。また、二酸化チタンは紫外光には活性だが、太陽光などの自然光の活性が乏しい点も長年の課題である。  本発明は、陽極酸化法を用いたルチル型二酸化チタン薄膜の製造技術に関するものであり、本法により比較的低コストで、光触媒性能と超親水性を併せ持つ、密着能の高い薄膜の創製が可能である(右表)。この薄膜は紫外光だけでなく可視光においても光触媒活性を示す(図1)。また、紫外線照射だけでなく可視光下でも水滴が0.005秒後に完全に薄膜表面で濡れ拡がり、“浸透性に優れたインクジェットプリンター用用紙”と同等の高速濡れ性を確認している(図2)。

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金属粒子を均一高分散化可能な金属触媒の製造方法:T13-036

様々な担体に高分散化が可能

■東北大学技術のご紹介 貴金属は、さまざまな反応系の触媒として用いられているが、価格・希少性が高いため使用量が低減している。そのゆえ、貴金属を担持した触媒は、使用貴金属量あたりの表面積を最大限にするために、酸化物などの担体に貴金属粒子をナノ粒子状態で分散担持させたものが一般的である。従来の貴金属触媒の製造方法には、金属化を行う際の加熱過程で貴金属粒子の凝集が起こるため、貴金属粒子の分散性が悪く、粒子径も不 均一になるという課題がある。たとえ高分散化した粒子を得ることが可能な金属触媒の製造方法を用いても、担体が制限されてしまうという課題もある。 本発明により、様々な担体に、金属粒子を均一に高分散化させることができる金属触媒の製造方法を提供することが可能となった。

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