検査キット×株式会社東北テクノアーチ - メーカー・企業と製品の一覧

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東北大学技術:炎症性腸疾患の診断マーカー:T19-072

潰瘍性大腸炎で検出される抗血管内皮抗体(血清マーカー)

炎症性腸疾患(IBD)は、潰瘍性大腸炎など、炎症が大腸に起こる疾患の総称である。日本での患者数は、潰瘍性大腸炎で17万人と言われている。潰瘍性大腸炎は、比較的若年層に発症する腸管の慢性炎症であり、再燃と寛解を繰り返す難治性疾患である。  潰瘍性大腸炎の診断は、炎症所見や内視鏡検査等を経て行われれる。従来、潰瘍性大腸炎において、抗好中球細胞質抗体や抗平滑筋細胞抗体などの自己抗体の存在が報告されているが、各々の陽性率は50%以下と低い。  本発明では、潰瘍性大腸炎患者において、約70%近い陽性率を示す新たなマーカーとして、抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)を見出した。本発明のマーカーは、潰瘍性大腸炎の新規診断マーカーとなりうる。

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東北大学技術:コロナウイルス感染症の重症化判定:T20-3125

感染拡大予防と経済活動の両立に貢献する

 2020年から猛威を振るったSARS-CoV-2では、医療逼迫および経済活動停滞が大きな問題となった。今後発生し得るパンデミックでは、これらの課題を解決しなくてはいけない。  東アジア地域におけるSARS-CoV-2による死亡率は低く、国内感染者の多くも非重症例であることは、未知の重症化抑制因子の存在を想起させる。医療逼迫及び、経済活動停滞を防ぐため上で、感染者の重症化を予測する方法は極めて重大である。  今回発明者らは4種類の風邪HCoV(-229E、-OC43、-NL63、-HKU1)のどのウイルスが、またどの抗原(表面タンパク)で刺激した場合にSARS-CoV-2に対して最大の交差反応性を示すかという点を明らかにすることを目的に、血液収集後にHCoVペプチドとELISPOT技術により非感染者および回復期患者での反応性確認実験を行い、重症化予測式を立てることに成功し、予測法を確立した。加えて、本研究で蓄積されたデータと得られた知見は、今後懸念される新興・再興感染症の対策に生かすうえで非常に有益である。

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