ビルピットガード 防水防食材
有機酸・無機酸の混在する腐食環境からコンクリート躯体を保護する防食システムが『ビルピットガード』です。
近年のライフスタイルの変化により排水中に有機酸(脂肪酸、酢酸、乳酸、プロピオン酸等)の混入濃度が高まり、合わせて流入温度が高くなり、コンクリート施設の腐食の要因となっております。従来コンクリートの腐食抑制として、下水道事業団が規定する防食技術マニュアルの品質規格を持つ塗布型ライニング材にてコンクリート面を被覆することにより防食することが一般的でした。しかし、下水道事業団が規定する品質規格は硫化水素ガスが変化した硫酸(無機酸)に耐する品質規定を重視しており、耐有機酸対応とはなりえていないのが現状であります。マニュアルにも有機酸等に対する有効性は考慮されていないと言う点が明記されております。またこれらビルピット内には有機酸の他に各種洗浄剤成分や漂白剤等の次亜塩素酸や塩素酸ナトリウム等の薬品が混在しております。これにより現在ビルピットにおける液相部や特に喫水部において防食被覆層の有機酸等による腐食が著しく報告されております。このような環境下において優れた防食性能を発揮するのが『ビルピットガード』防食システムです。
- 企業:茶谷産業株式会社 東京支社
- 価格:1万円 ~ 10万円