技術資料 「ローバルシリーズ」
亜鉛めっきと同じように電気伝導性のある亜鉛塗膜ができ、亜鉛が犠牲陽極となって鉄を防錆します。
防錆についての研究は1942 年、英国のケンブリッジ冶金研究所でもすでに行われており、亜鉛めっきと同等の防錆力を得るには、乾燥塗膜中に95 %以上の亜鉛が必要であることがわかっていました。 ローバルシリーズは、こうしたことをもとに設計された高濃度亜鉛末塗料(ジンクリッチペイント)で、ローバル、エポローバルの塗膜には実に96 %もの亜鉛末が含有されています。(ただし、ローバルシルバーは83 %、ロ ーバルアルファは92 %の亜鉛含有量で設計されています。)したがって、ローバルシリーズを塗装すると、亜鉛めっきと同じように電気伝導性のある亜鉛塗膜ができ、亜鉛が犠牲陽極となって鉄を防錆するのです。ローバルシリーズのこのような防錆方法は塗膜のごく小さなピンホールや傷からも決してさびが広がっていかないという特長をもっています。 ●詳しくはカタログをダウンロード、もしくはお問い合わせください。
- 企業:ローバル株式会社
- 価格:応相談