重防食塗装について|耐用年数を超える長寿命化
重防食塗装の耐久性は一般的な塗装の3倍以上となる30年~50年
『重防食塗装について』 重防食塗装とは海岸や海上などの腐食性の高い環境に建設・設置される鋼構造物(海を渡る橋脚、沿岸部で稼働するプラント、港湾のクレーン設備など)の塗り替え周期を長くする目的で防食性・耐久性に特化した防食塗装の事です。 重防食塗装が考案される以前は一般仕様で塗装を行っていましたが、腐食性の高い環境下では頻繁に塗り替え工事や点検が必要となるため問題となっていました。 1970年以降より高い耐久性を持つ塗装仕様「重防食塗装」が考案されました。 『重防食塗装の耐久性』 重防食塗装の期待耐久年数は新設塗装では50年、塗り替え工事では40年と言われます。 塗膜厚も厚いため経年劣化による膜厚減少の影響を受けにくく、定期的なメンテナンスを行う事によって更に長寿命化します。 また上塗塗料はウレタン樹脂塗料やフッ素樹脂塗料を使用されますが、フッ素樹脂塗料の方が耐候性に優れているのでより耐久性を確保できます。 [ウレタン樹脂塗料] 2年目以降塗膜劣化 2.0μm/年 [フッ素樹脂塗料] 7年目以降塗膜劣化 0.5μm/年
- Company:原田鉄工株式会社
- Price:応相談