トラッキング分析測定システム CAT-SA02-Order
回転次数比分析に最適
振動や騒音の現象を分析する場合、回転数または次数に対する周波数分析を行うことで、構造物や部品の固有振動数のような回転数に起因した現象を測定することができます。
- Company:リオン株式会社
- Price:応相談
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回転次数比分析に最適
振動や騒音の現象を分析する場合、回転数または次数に対する周波数分析を行うことで、構造物や部品の固有振動数のような回転数に起因した現象を測定することができます。
構造物の疲労寿命を予測
構造物の振動を抑え、疲労寿命を予測するには、固有振動数や振動モードなど、振動の状態を知ることが重要です。これまで振動の状態を予測するには有限要素法などの数値解析法が用いられてきました。 有限要素法の予測結果の検証手段として用いられるのがモード解析です。 モード解析は、対象構造物をハンマなどで打撃し、その振動応答を圧電式加速度ピックアップにて測定・収録し、モード解析システムで解析します。収録された時間データは、FFT分析器で周波数データである伝達関数に変換され、モード解析ソフトでカーブフィットにより固有値(固有振動数、固有減衰比、固有ベクトル)を算出し、アニメーションで各振動数における挙動を把握することが可能です。
騒音レベルだけでなく「音響パワーレベル」の測定が重要です
機器から発する音の大きさを表す際に音響パワーレベルが用いられます。 音響パワーレベルは音源が放射する音の全エネルギー量を表します。騒音レベルと音響パワーレベルを地震に例えると、騒音レベルが各地の震度で、マグニチュードが音響パワーレベルに相当します。各地の震度は震源からの距離だけでは決まらず、伝播経路や地盤の構造によって異なるように、音の場合も、音源の指向性や測定位置までの距離により騒音レベルは異なります。そこで、音響パワーレベルが使用され、特に欧米では、機器の音響パワーレベルの記載が必要となります。
輸出製品の音響パワーレベル測定に
本システムは残響室法音響パワーレベルの測定システムです。 JIS Z 8734:2000(ISO 3741:1999)音響-音圧法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法-残響室における精密測定方法に準じて1/3オクターブバンド及びA特性音響パワーレベルを求めます。
建設工事現場の「騒音・振動」測定に
建設工事現場周辺の生活環境の保全のため、国土交通省で「低騒音型・低振動型建設機械の指定に関する規程」を告示しています。その告示は、騒音基準をクリアした建設機械について「低騒音型建設機械」または「超低騒音型建設機械」の標識を表示できるというものです。