2023年版 ラストワンマイル物流市場の実態と展望
矢野経済研究所のラストワンマイル物流市場に関するマーケットレポートです。
ネット通販を始めとするBtoCのラストワンマイル物流は、コロナ禍において我々の生活を大きく支え、今や社会インフラの一つになっているといっても過言ではない。コロナ禍による巣ごもり特需がなくなった現在も、ネットスーパーや高齢者向けサービス需要の拡大、実店舗とネット通販を融合させたOMO戦略の実施、処方薬の配送サービスが始まるなど、好調に推移している。しかしながら、市場の拡大に伴い荷物量・配送量が増加し、「2024年問題」を目前に控え、労働・残業時間に制限が掛かることでドライバー不足は益々深刻となっている。そこで近年注目が集まっているのが、「宅配便」に該当しない、BtoCの個配サービスを展開する事業者の存在である。地域の運送事業者、個人事業主、配達代行サービス事業者(ギグワーカー)など新たな担い手により市場は活発となり、ラストワンマイル物流市場の成長を支えている。本レポートでは、今後も伸長が予測される市場に対し、各事業者の取り組みやサービス・ビジネスモデル等に注目し、将来展望を分析していく。 発刊日:2023/07/28 体裁:A4 / 274頁 価格(税込):198,000円(本体価格:180,000円)
- Company:株式会社矢野経済研究所
- Price:応相談