SKK晒竹玉袖垣
日本家屋で、玄関の脇や裏木戸の周囲などに目隠しを目的にして作られた垣根。
建物に取り付いて設けられた幅の狭い垣根。用いられる材料や形状にかかわりなく、そのような状況の垣根を総称する。主として目隠しのためにつくられ、庭園の点景にもなっている。材料としては、木、竹(丸竹、潰(つぶ)し竹、割り竹)、篠竹(しのだけ)、竹の穂、そだ、ハギ、クロモジ、杉皮、網代(あじろ)などが使われ、材料や形状あるいは竹などの組み方から、柴(しば)垣、清水垣、鉄砲垣、網代垣、杉皮小網代垣、菱(ひし)垣、矢の竹垣、立合垣、高麗(こうらい)垣などの名称がつけられている。部分的な特徴ある組み方などに、窓、丸窓、よろい形、透かし、格子、菱目、松明(たいまつ)、小待(こまち)、霞(かすみ)、宗旦(そうたん)好み、萩(はぎ)乱れ、茶筅(ちゃせん)、時雨(しぐれ)、両面、鉄砲、車、寄り合いなどさまざまな名称がつけられている。
- 企業:SKK佐々木工業株式会社
- 価格:1万円 ~ 10万円