合金(結晶) - メーカー・企業と製品の一覧

合金の製品一覧

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東北大学技術:積層造形用酸化物分散強化型合金:T17-105

積層造形法において、微細な酸化物粒子を均一に分散せしめた、酸化物分散強化型合金を作製可能!

酸化物分散強化型合金は、母相である金属の結晶粒の内部に、硬質な酸化物粒子を分散させた合金であり、母相の結晶粒の内部に分散された酸化物粒子がより多く、かつ、酸化物粒子が均一に分散せしめることで、高温環境に長時間曝されても酸化物粒子の凝集や粗大化が起こりにくく、強度特性の劣化が発生しにくい材料となりうる。  当該合金の作製に関し、鋳造法では比重の異なる金属液体と酸化物固体とが均質に混ざり難く、酸化物粒子が、凝固の固液界面に押されて最終凝固部に凝集し、母相内部に均等に分散しないため、均一な合金の作製が困難であるといった課題があった。また、レーザーや電子ビームを用いた積層造形法においては、粉末粒子を溶融するプロセスを含むため、微細な酸化物粒子が凝集してしまい、酸化物粒子を母相内部に均等に分散させることはやはり困難といった課題があった。  本発明は、上記課題を解決し、積層造形法を用いた際に、母相の結晶粒の内部に、微細な酸化物粒子を均一に分散させた状態で酸化物分散強化型合金を作製できる技術に関する。

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東北大学技術:高強度Co基金属ガラス合金:T06-003

ガラス形成能が高く(=φ14mmも可)、高加工性、高強度(=4000MPa以上の圧縮強度)合金です。

金属ガラス合金は通常の結晶金属と異なり、引張試験において塑性伸びを示さない合金が 大半を占め、塑性伸びを示す組成においても、2、3%程度の伸びしか示さず、単軸応力下では延性が非常に少ない。そのため、通常の結晶金属のように圧延や鍛造などの塑性加工が困難である。さらに、金属ガラス合金は通常の金属に比べて強度が高く、最大で5000MPaに達する合金さえあり、鋼材などに比べて切削加工性が良好であるといえない。しかし、金属ガラス合金はガラス遷移温度以上で材料の粘性が急激に低下する特徴があり、このことを利用して、過冷却液体領域での種々の加工(粘性流動加工)を施すことができ、粘性流動を利用することにより加工性に優れた材料となり得る。本発明は、良好な加工性及び高強度を兼ね備え、かつ、高いガラス形成能を有するCo系金属ガラス合金に関するも のである。

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東北大学技術:高TMR素子用Co系磁性合金:T19-018

B無添加・低温熱処理・スパッタ製膜でTMR比200%以上

トンネル磁気抵抗(TMR)効果を示すTMR素子は、磁気センサや不揮発性メモリ等の製品に応用されている。素子抵抗の変化率を表すTMR比は素子性能指標の一つであり、それら応用製品の仕様を左右する重要な特性である。アモルファスFeCoB磁性合金とMgOトンネルバリアを用いたTMR素子は現在主流の材料系で、大量生産に適したスパッタリング法で作製できる。素子を熱処理した際にBが拡散することでFeCo/MgO結晶素子となり、200~600%のTMR比を示す優れた材料である。しかし、熱処理によって拡散したBは、FeCoに隣接する他の層の機能性を低下する要因にもなる。本発明は、Bを添加せずとも、低温熱処理でFeCoBと同程度のTMR比を発現するCo系磁性不規則合金の技術を提供する。

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東北大学技術:CoCrMo合金及びその製造方法:T11-101

高強度、高延性、高疲労強度を達成

近年、高齢化の進行を背景に、身体の機能を代替する生体材料が大きな関心を集めている。生体材料として使用されるCo-Cr-Mo基合金は、他の金属材料と比較して耐食性および耐摩耗性に優れるため、人工関節用材料として重要な役割を担っている。多くはASTM F75に規格化される鋳造合金であるが、一般的に鋳造材料は組織が粗大で鋳造欠陥を含む場合が多いため、強度・延性に乏しい。したがって、塑性加工や熱処理を用いた組織制御により、機械的特性の向上をはかる必要がある。本発明によって、生体材料として高強度・高延性・高疲労強度を有するCo-Cr-Mo基合金を提供することが可能になった。合金は、特定の組成のCo/Cr/Mo/Nを含み、微細な結晶粒組織と高密度な転位をもつことを特徴とする。巧みな組成と組織制御によって、従来のCo-Cr-Mo基合金を超える、高強度・高延性・高疲労強度の両立を実現することができる。

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